男たちはつまらない言葉を並べ立てる
 あんたは、心の底から感嘆の声を上げる
男たちは私の肌に触れたがる
 あんたは、私をけがすことを恐れて近づいてもこない
私の体を見る男たちは欲望にあふれている
 あんたは私を女神のようにうっとりと眺めている
男たちは愛想笑いをする
 あんたは恥ずかしそうに顔を伏せる
男たちは愛の言葉をすぐに並べ立てる
 あんたは好きだとさえ言えない
男たちはすぐに私をほしがる
 あんたは欲しいくせにずっと耐えている
男たちは私と遊びたいだけ
 あんたは私の傍に居たいと願ってる
男たちは宝石をくれる

 


 あんたはいつだって命を…
 あたしに命を 

 

 

 

それはきっとあんたがあたしを
ア イ シ テ い る か ら
そうでしょう?アレイスター
まっていて

だから


必ずあたしはあんたを愛してあげるから
その命を…ちゃんとうけとめて

 

男たちはみんな惨い殺し方をした
いつかその時が来たら、あんただけは

やさしく 

  して 

 

 

あげるから

-ende -Il contratto del rubino-2009.5.12